HomeとProの違い
お客様より「パソコンを買い替えたい」とのご相談を受け、ご要望に合いそうなモデルを見繕っていたのですが、当初お客様がネットで探して「これなんてどう?」と聞いてきたのはWindows11のProモデルをOSとしたパッケージでした。
正直、こちらのお客様の使い方ではProまでの機能はいりません。Windows11のHomeで十分だと思うので、その旨をお伝えしました。同じスペックのHomeのモデルを探してURLも教えましたが、その方が安かったですしね。
ちなみに…HomeとProの違いは、簡単に言うとビジネスユースかそうでないかです。Proがビジネスユースになるのですが、ここでいうビジネスってのは例えば大企業とか特にセキュリティなどにうるさいビジネスユースとかを想定すればいいです。つまり、普通の中小企業が使う分にはHomeで十分なわけなんですね。
BitLocker(ドライブ全体の暗号化機能)とかリモートデスクトップ(他のパソコンからの遠隔操作機能)とかHyper-V(仮想化ソフト機能)とかWindows Infomation Protection(企業ファイルと個人ファイルを明確に分離できる機能)とかが必要ならProにしなくちゃいけませんが…こんな機能、小さな会社では普通は使わないと思います。
まぁスペック的に見ても、ProはHomeより搭載できるCPUのコア数や最大メモリ容量が多くなりますが、その辺のスペックが同じ仕様であればHomeで問題ありません。Homeでも64コア&メモリ128GBまで対応してますしね。
というわけで、自社の使用環境に合わせて必要なパソコンを選択してもらえばいいのですが、確かにパソコンを買う時は迷いますよね…。弊社ではこういうご相談にも対応していますので、ぜひお気軽に聞いてもらえればと思います。