動きにくい時こそ

何で見たか忘れましたが、どこかのコメンテーターが「今は動きにくい時期だ」というようなことを言っていました。消費者は経済的に明るい材料が無いから先に備えて動けないし、これは企業も同じで先行きが見通せないから賃上げに動けないというものでした。

まぁ大企業は別なんでしょうけど世の9割は中小企業なわけですから、企業が動けないというのも分かります。そして、賃上げが進まない状態で物価だけが上がっていく…消費者が動けないのも分かります。

これは結構肌感覚で感じていて、今まで好調だったお客様のところでも陰りが見えつつあります。もちろん、完全に陰る前に対処していかなければいけませんが、単純に「値上げ」という形では動けないところが多いのも事実です。

何故ならば、「値上げをしたら今までのお客様も離れていく」という恐怖心があるからです。かといって、仕入れ代金は上がるし…ジレンマですね。お客様の母数を増やしていければ一番ですが、消費者が動きにくい今ですしね…。

いずれにしても、動きにくい時こそ積極的に動くというか、水面下での活動も活発化させた方がいいですね。今まで後回しにしていたような販促活動も見直し、間接的なようなものにも力を入れていくべきです。

そういう積み重ねこそが、いつか消費者が動き始めた時に活きてくると思います。

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