お問い合わせフォームから営業メール
先日お打ち合わせをしたお客様のところで、「最近の営業メールは、お問い合わせフォームから来る」という話になりました。確かに、以前はメールアドレスをどこかからか入手し、そこに直接来るのが普通でした。
そのため、ホームページなどにはメールアドレスがスパムロボットに拾われにくい対策をするのですが、フォームを見つけ出してそこに自動入力して送るようなロボットもあるんですよね。まぁそういうのは本当にスパムが多いんですけど。
反して、営業メールってのは、人の手を介していることが多いです。コロナ禍もあってか足を使っての営業をかけにくくなっているので、電話もしくはホームページのお問い合わせフォームを利用した営業に切り替えつつあるようです。
じゃあ、「ホームページに載っているメールアドレスを人の手で見つけて、そこに送り付ければいいじゃん」って思うかもしれませんが、今のメールって開封率がめちゃくちゃ落ちてるんです。スパムメールが横行した弊害ですが、メールマガジンなども今では読まれなくなってきています。
でも、自社ホームページのお問い合わせフォームから来ていると、開封自体はするじゃないですか。本当のお問い合わせだといけませんしね。そういう人間の心理を突いて、とりあえず第一関門である「開封」を突破しようという手法が、このお問い合わせフォームを利用した営業メールとなります。
それだけホームページが露出しているってことなんですけど、お客様に見つけられやすくなるのはいいこととして、こういう(営業にターゲットにされやすい)弊害も出てしまうのは防ぎにくい部分でもあります。まぁこういうのは相手にしないのが一番なんで、ゴミ箱に捨てて無視が一番ですよ。(少しでも相手しちゃうと、新たな営業リストに載っちゃいます。)