想定外をつぶす
先日、パソコンに不慣れな人がホームページを閲覧している様子を観察する機会に恵まれました。やはりというか…かなり想定外の動きをするなというのが率直な意見です。「そこを押そうとするか」とか「そこで立ち止まるか」とか…うちで作るホームページではそういう箇所をある程度つぶしておくんですけど、また新たな気付きもありました。早速お客様のホームページに反映して行きたいと思います。
まぁこれはパソコンに不慣れな人だけの話でもなくて、高齢者とか視覚障害者とか、それこそ今はネット利用者の低年齢化も進んでいますので小学生でもわかるようにとか…要は幅広い層を考慮した作りっていうのも大事になってきます。
びっくりするのは、メニューやバナーがあるにもかかわらず「どこへ行っていいかわからない状態」が発生するってことです。ですから、さりげない誘導っていうのも実は結構重要な視点なんです。(あからさまな誘導は嫌がられますけどね…。)
あと「今の自分がいる位置」を把握しやすくし、今自分がどのページを見ているかってのもわかりやすくしておいた方がいいです。又、むやみやたらに新しいページが開かないようにもしておいた方がいいですね。(時々ありませんか?次々に新しいタブが増えていくようなサイト…。)
訪問者の動きは、いくら想定しようにも「想定外」の動きはなくなりません。ただ、想定外の動きをされるのにはホームページの方に問題がある場合もありますので、なるべく想定外がなくなるようなホームページになっているとCVR(コンバージョンレート)なんかも上がっていくのではないかと思います。