まとめる力
「まとめる力」って大事ですよね~。ただ、最近は学校でもプリントを配るだけのことが多いようで、あんまり「ノートを取る」ってことをしない子が多いようです。(うちの子も含めて…。)
まぁ当然ノートをとっている子もいるんでしょうけど、プリントを配ってそこを埋めるだけでは「まとめる力」ってつかないように思うんです。東大なんか行く子のノートを見せてもらうと他人でもわかりやすいというか、ノートを取るのが上手(=まとめるのがうまい)子は、学力の向上もスムーズなような気がします。当然ですよね…わかりやすい=覚えやすいですし、あとで見直した時にも理解がしやすいわけですから。
この「わかりやすい」っていうのは、ホームページでも大事な指標です。ホームページっていうのは情報の塊ですから。あれもこれも詰め込みたくなってしまいます。でも単に情報を載せてあるだけではどこに必要な情報があるのかもわかりにくいですし、何よりうまくまとまってないとその情報を得ようとさえ思ってもらえないかもしれません。
ですから、いかに上手に構成をまとめてあるか、コンテンツの中身をわかりやすくまとめてあるかっていうのは、ホームページで反応を取っていく上ではとても重要なことなんですね。で、一般的なのはジャンル毎に分ける方法ですが、これも上手にまとめなければ逆にわかりにくくなってしまいます。階層が深くなってしまう場合には情報の「見せ方」にも工夫しなければいけませんし、探している情報がどこに「属する」かっていうのを明示的に教えてあげる必要も出てきます。
そして、できればまとめると同時に導線(お客様を導く線)も構築できるといいです。ランディングページからクロージングページまで流れるような導線を構築し、必要なコンテンツを経由した上でいつのまにか最終到達ページにたどり着くようにしておくんですが、この導線の構築はまとめるのと同時にやると効率がいいんです。(というか、構成段階でやるのが一番いいです。)
いかに良い情報でも、それが「見つけられない」もしくは「理解されない(伝わらない)」のでは、情報を載せている意味がなくなってしまいます。本当に伝えたいことであればあるほど、それが「わかりやすく」まとめられている必要があるってことです。