SNSの役割 その4
さてSNSの4つめの役割…実はこれが一番大事というか、今のSNSの使い方では一番重視しなくてはいけないポイントになります。今はWEBマーケティングとして使われることが多いですが、SNSの一番大きな役割…それは「関係性の構築」です。
要は顧客なり見込み客などとの「絆作り」ですね。昔はこれを別な方法でやっていましたが、今はSNSがこれと非常に親和性が高いんです。ですから、この役割ははずせません。
そもそもがSNSっていうのはコミュニケーションツールなんですね。SNSを上手に使ってコミュニケーションが高まっていくと、会社やお店側とお客様との関係性が向上していきます。この「関係性」っていうのが、これからのマーケティングでは非常に重要なキーワードになってくるんですね。
今は、消費者にとって選択肢が無数にある時代です。昔は良い商品やサービスを提供さえしていれば、黙っていても売れました。でも今はそんな時代ではありません。似たような商品やサービスは溢れ、選択するための情報も数え切れないほど飛び交っています。
じゃあ、そんな中で選んでもらうためには何が重要かっていうと、それが「関係性」なんですね。皆さんも経験があるんじゃないかと思いますが、同じものを買うなら「関係性の深い人」の方で買いますよね?まぁあまりに金額差がある場合はそうじゃないかもしれませんが、基本的には「つながりのある」方で買ってあげたいという気持ちが働くはずです。
関係性が育っていくと、「この会社の商品を使いたい」とか「○○さんから買いたい」という強力な動機ができあがります。そして時として、これは価格という動機さえも上回ります。また、関係性が育つと顧客の流出率が下がるばかりか、反応率や制約率も上がってきます。紹介やクチコミの新規顧客も増えていきますし、何よりお客様に「次に何を提供すればいいか」っていのがわかるようになっていきます。
SNSっていうのは「低コストでお客様との関係性を向上させていくことができる」非常に良いツールなんです。そして、実はこれが大事なポイントなんですが…お客様と良い関係を築けるっていうことは、自分たちの「仕事が楽しくなる」ってことです。これ、すっごくいいことだと思いませんか?
※実はSNSにはもうひとつ切り口が違う役割があります。それはまた次回にでも…。