統一感は信頼感
人間が認識できる色は約1000万色以上もあると言われていますが、デザインのプロはこれだけ膨大な色の中から商品や会社のイメージに合わせて使う色を絞り込んでいきます。もちろん、ターゲット層なんかも意識しながら決めていくわけですけどね。
でも、素人がデザインするとこういうことをあまり考えずに、とにかく多くの色を使ってしまうことも多いです。デザインというのは統一感が大切なんですけど、統一感が無いと何を訴えたいのかさえわからなくなってしまいます。
統一感ってのは言い換えると、そのデザインに何を求め、何を込めるかです。クライアントの思惑もそうですが、最終的にそのデサインから何を求めているのか…そういったところを汲み取ってデザインしていくわけです。
ホームページデザインの場合はその辺が結構シンプルというか、大抵の場合は売り上げや集客など「反応」を求めることが多いですから、そこを最終地点に考えればいいんですね。現在のメインターゲット層と次に求めるターゲット層ってのが相容れない場合は苦労もしますが、そこで両方を追い求めるようなことはしません。どこかに共通点を見出します。
何故かといえば、統一感がなくなると信頼感も消えるからです。これはホームページで一番気をつけなくてはいけません。信頼感と親密感をベースにして、ホームページは構築していかなくてはいけないからです。信頼がないホームページなんて、誰も行動してくれませんよ。
デザインの考え方って結構シンプルです。見ている人に受け入れられるかどうか、不信感を抱かれないかどうか、安心してもらえるかどうか…そして信頼を得られるかどうかです。