ゴルディロックス
昨日の夜家に帰ったらニュースで「ゴルディロックス」についてやっていました。なんでも今は市場(マーケット)が「ゴルディロックス」相場なんだそうですね。
ゴルディロックスっていうのは、「適温状態」という意味の言葉です。英国の童話が起源で、その物語に出てくる女の子が「熱いスープ」と「ちょうどよいスープ」と「さめたスープ」の中から「ちょうどよいスープ」を選んだことから、この名前がつきました。
ただ、このゴルディロックス…営業の世界では良く使われてるんですよね。3つの選択肢を示すと「ちょうどよい」と感じられる「真ん中」を選ぶお客様が多いので、あえて3つの選択肢を用意するやり方です。
これ、ホームページでも時々使ったりもします。例えばサービスに「松」「竹」「梅」というグレードを用意して、最終的には「竹」に導くやり方ですね。位置なんかもそうです。選ばせたいものは両端ではなく、真ん中に置くんです。
他の人と同じ=平均を選びたがるのは日本人だけかと思っていましたが、世界全体でそうなんですね。人間の心理って面白いですね。