ユーザードリブン

マーケティングの世界には「ドリブン(driven)」という言葉があります。直訳すると「操縦する」とか「原動力になる」のような意味がありますが、要は「何を基にして動くか」ってことです。

例えば、デザインに焦点を当てると「デザインドリブン」となり、データ解析などを基にすると「データドリブン」となります。ビックデータという言葉もある通り、今だと「データドリブン」が主流です。

ホームページでもこれが言えて、アクセス解析などのデータを重宝する手法が一般的です。もちろん、これは大事なことです。解析処理をすることによって、改善につなげていくわけですから。

ただ、僕らの作るホームページでは「ユーザードリブン」も大事にしています。つまり、利用者の意見やニーズを中心とした考え方ですね。…勘違いしてはいけませんよ。ここでいう利用者っていうのは、ホームページの運営者のことではありません。そのホームページを見に訪れてくれる利用者のことです。

だいたいの利用者は何か問題点を抱えていて、その改善方法を探してホームページにたどり着きます。ですから、そこには「求めるもの」をきちんと用意しておいてあげる必要がありますし、その後に行動してもらえるような仕組みも必要になってきます。

ただ、きれいなホームページが反応の取れるホームページかというとそうではなくて、デザインもマーケティングの一部と捉えた方がうまくいきます。ホームページを作る際には、そういう視点も大事にするといいですよ。

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