価値を感じてもらうために
先日テレビで2,500円のハンバーグを紹介していたんですね。最初それを見たときには「高っ」と思いましたが、それを作り上げるまでのこだわとか、そこにかける時間や工程の手間なんかを見ていたら、逆に「これは安すぎるわ…」と思ってしまいました。
それどころか、そこにかける職人さんの情熱を知って「近くへ行ったら絶対寄りたい」とまで思うように気持ちが変化しました。
これは「バックボーン」や「ストーリー」の大切さがわかる事例です。いくら良い商品やサービスでも、その価格に「価値」を感じるかどうかは人それぞれ…ですから、全ての人に価値を感じてもらうためには、きちんと「説明」することが大事なんです。
価格は「価値」の対価ですから、そこに価値が見いだせればどれだけ高いものでも安く感じるでしょうし、価値を感じないのであれば例え1円でも高く感じてしまいます。
ですから、「納得できる理由」であったり「背中を押す理由」を提示することはすごく大事なことなんですね。きちんと「価値」を感じてもらうためにも、ここは力を入れるべきところです。