httpsにするとURLが変わる?
今ホームページのセキュリティ化(https化)を検討されているお客様から「httpからhttpsになるってことはURLが変わるってことだよね?そうすると名刺とかも全部変更しなくちゃいけないんじゃ…」というご質問を受けました。
はい、URL自体は変わります。でもhttpでアクセスしようがhttpsでアクセスしようが、どちらもきちんとhttpsで表示されるようにしますので大丈夫です。名刺などの記載は次の更新のタイミングで修正を加えていただければいいのではないかと思います。
このようにお客様がどのURLでアクセスしてくるかってのは全ての状況を想定して、どんなアクセス方法でもきちんと表示されるようにしておかなくてはいけません。何もこれはhttpsだけの話じゃなく、通常のhttpだってそうです。例えば弊社の「http://www.folksworks.com」(これ実際はhttps化されてますけど、例としてhttpで話をさせていただきます。)
このURL…アクセス方法としては以下のあたりが考えられます。
・http://www.folksworks.com
・http://folksworks.com
・www.folksworks.com
・folksworks.com
このどれでアクセスされても、きちんとひとつのアドレスが表示されるようにしておく必要があります。これはSEOの観点からも大事な話です。
そしてこれがhttpsだった場合…考えられるアクセスURLは以下の通りです。
・https://www.folksworks.com
・http://www.folksworks.com
・https://folksworks.com
・http://folksworks.com
・www.folksworks.com
・folksworks.com
これらもすべて処理しておかなくてはいけません。特にhttps化されている場合はきちんとhttpsで表示される必要があります。
こんなことはホームページ会社だったら基礎の基礎の話ですが、友人にホームページを作ってもらったり自分で作った場合にはおろそかになりがちな部分ですから覚えておくといいですね。(ちなみに…質の悪いホームページ会社だとこういうことをちゃんとやっていないケースもあります。)
URLそのものを打ち込んでアクセスされること自体は減ってますけど、例えばSNSとかブログとかからリンクを入れる(入れられる)とかは多々あると思います。そういう場合にどのような形でリンクを入れられても、もしくは昔はhttps化していなくて今はhttps化している場合など、古いアドレスから飛んできてもきちんと表示されるようにしておくのが機会損失を防ぐ第一歩です。