プラットフォーマー
プラットファーマー(PF)ってのは、自社の「プラットフォーム」を利用してもらって利益を上げる事業者のことです。ネットでいうと、Amazonとか楽天とかPayPayモール(Yahooショッピング)とか、そういうショッピングモール系のものが多いですね。先日のクッキーの記事とも絡みますが、収集した個人情報を大々的に使用しているPFもあります。
まぁモール自体が競争力を持っていますし、こういうプラットフォームを自前で準備しようと思うと莫大な費用が掛かりますので、スピード感や費用対効果などを考慮して、自社にメリットがあると判断したら積極的に利用すればいいと思います。
ただデメリットもありまして…PFの立場を利用して、利用者に不利な取引を押し付けるようこともあるんですよね。(フランチャイズとかでもありますけどね…構図は似ているのかもしれません。) 最近の例ですと、送料無料の負担を出店者にさせようとしたり、決済システムの変更を半強制的に押し付けてきたり、手数料を一方的に引き上げられたり、価格を他サイトと同じにするか安くするよう要求されたり…まぁいろいろとあるようです。
これに関しても今公正取引委員会が動いていますので今後改善されるかもしれませんが、この他にも表示順位の問題があったり、ハウスリストの問題があったり…まぁこのあたりのことも考慮しながら、こういうプラットフォームを利用するかしないかを判断することになります。
どうしてもプラットフォームを利用せざるを得ない事業もあると思いますが、今は多数のプラットフォームがありますので、少なくとも出店者にやさしいプラットフォーマーを選ぶといいと思います。(無いかもしれませんが…)