httpsで表示されない危険性
以前にお客様から「SSL証明書って2年契約だと安くなる?」と聞かれました。弊社は基本的に1年更新でやっていますが、もちろん2年単位で更新できるサーバーもあります。ただ金額は変わらないところが多いような…?(単に1年契約の2倍)
2年更新だと更新忘れを2年間は防げますし、ホームページ管理会社側としても手間が省けますから、2年契約でやりたいところも多いかもしれませんね。でも、できれば1年単位で更新していった方がいいです。なんでかっていうと、ホームページが表示されなくなる危険性があるからです。
これにはある理由が…主にSafari(サファリ)での話なんですが、今年の9月から2年契約のSSL証明書だと表示されなくなる可能性があるんです。具体的に言うと、有効期限が398日を超えるSSL証明書だとサーバーへの接続に失敗する仕様になるようです。
証明書の有効期限を短くすることでセキュリティを高める狙いのようですが、これはきちんと管理がされていないサイトだと困りますよね。特にSafari(サファリ)はiPhoneのデフォルトブラウザですから、ここからのアクセスを全てシャットアウトしてしまいます。とってももったいない話です。
まぁだからといって、現時点で既に多年数契約している場合は問題ありません。今年の9月以降に契約するSSL証明書においての話ですから、今年の9月移行に新規契約や更新処理をする場合には、必ず1年単位での契約にするようにした方がいいと思います。