距離感

規模の大きなホームページ作成会社と小さな会社の一番の違いは、お客様との「距離感」かもしれません。大きな会社だとひとりひとりのお客様に対して、それほど親身になった対応はしません…いや、対応はしますよ。業務ですから。でもそこはビジネスライクというか、単なる業務対応のひとつなんですね。「そのお客様の顔」は見ていません。(というか顔を知らない人が対応する事がほとんどです。)

でも小さな会社は1つ1つのお客様を大事にします。定期打ち合わせをきちんとしている会社なんかは、特にお客様との距離が近いですね。だからこそ「助けてあげたい」とも思いますし、そのお客様の成長こそが自社の成長に結び付くと信じているので次から次へと改善案を提案したりもします。密な打ち合わせを重ね、有効な情報提供もしたりします。

要は「力の入れ具合」が違うって事です。単に業務として会った事もないような人の対応をするよりも、お客様と直で接している(顔を知っている)人の方が対応が良くなるのは当然のことですよね。それもあって弊社では毎月必ずお客様と顔を合わせてお打ち合わせをするようにしていますが、この「お客様の顔をすぐに思い浮かべる事が出来る関係性」こそ大事にすべき部分じゃないかと…特にうちのような小さな会社は。

お客様に「距離感」を感じさせてはいけないって事ですね。それは「疎外感」につながり、そのうちお客様の方から離れていってしまう要因にもなりえます。逆に、お客様に対して「いつもあなたの事を考えているんですよ」というような特別感を感じさせる事が出来れば、一気に距離感は詰まります。

何かお客様の作業をする時には、そのお客様の顔を思い浮かべながら作業をする…これも大事なことなんじゃないかと思います。

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