小回り

規模の大きなホームページ作成会社だと、何かモノゴトを頼んでもなかなか腰が重い事が多いです。もちろんそれがお金に結び付く事ならすぐに営業が飛んできますが、お金が絡まない事だと動きが鈍くなりがちです。

又、電話やメールサポートのみの会社も多いですが、やり取りに時間がかかりすぎちゃう事も多いようですね。つまり、解決したい問題があっても即解決しなかったり、ホームページの修正をお願いしても反映までのスピードが遅かったり…。

これは以前に書いた「伝達経路の問題」や「お客様との距離感」とも重なってきますが、経る職種（段階）が多いとお願いした事が叶えられるまでの時間も長くなります。又、責任の感じ方が違うというか、どこかヒトゴト感覚なんですね。そりゃ、電話とかメールだけの関係性だと、致し方ない部分もあるのかもしれませんが…。

小さな会社は小回りがきくというか、フットワークが軽いです。ひとつひとつのお客様を大事にしていますから、何かあったらすぐに動ける体制をとっていますし、スピード感も命と思っています。まぁこれも顔を合わせているからこそなんですが、基本的に小さな会社は「ワンストップサービス」を目指すべきだと思います。

「ここに来れば何とかなる」「この人を頼れば何とかしてくれる」…お客様にとってそういう存在になる事こそが、小さな会社のアイデンティティのような気もします。