付加価値を考える

今は同じような商品、同じようなサービスがネット上に溢れています。商品自体、サービス自体にオリジナリティがなく、それのみで差別化が出来ないのであれば、何か違うもので差別化をしなければいけません。要は「付加価値」の部分ですね。

といっても、「価格」では付加価値になりません。いや、差別化はできるかもしれませんが、それは一瞬です。価格で差別化をしてしまうとお客様は「価格」でしか物事を判断したいような人ばかりになってしまいますので、そういう人は他にもっと安いところが出てきたらすぐにそこへ行ってしまいます。ですから、価格以外の付加価値を何か考える必要があるんですね。

そうはいっても何も思いつかない…という方は、ぜひ「人」の部分に焦点を当ててみてください。「この専門知識は自分しか持っていない」「自分ならこういう提案ができる」「自分が作るこれは他とちょっと違う」「自分しか与えられないものがある」など、「人」の部分をクローズアップして差別化を図っていくことはお客様のファン化にもつながっていきます。

同じものが溢れている今だからこそ、違う部分に付加価値をつけていかなくてはいけません。その際に「人」って部分はひとつの切り口になるので、一度自分の棚卸をしてみるといいと思いますよ。

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