どこの誰の何?
ホームページってのは「どこの誰の」ホームページで、「何の」ホームページなのかが、すぐにわかるようになっていなければいけません。もちろん、他にも最終誘導ページに誘導させるための施策であったり、問い合わせしやすいような作りになっている必要はありますが、最初に述べたことは基本中の基本です。
なぜならば、たくさんあるホームページの中で「本当に自分が求めているホームページ」であるかどうかを、すぐに把握してもらう必要があるんですね。そして、信頼性の意味でも、どういう会社(人)が運営しているホームページかをきちんと明示する必要があります。
例えば、検索エンジンから飛んでくる場合、必ずしもトップページにばかり飛んでくるわけではありません。中の深い階層ページが引っかかって、いきなりそこに飛び込んでくる可能性もあるわけです。ですから、どのページにも運営者情報は載っていた方がいいですし、そこからの導線がきちんと設計されている必要があります。
また、ホームページに訪れた方というのは、基本的にせっかちであると考えなければいけません。おおよそ3秒以内に「なんのホームページか」把握できないと、そのページから離脱してしまいます。これは検索エンジンでのスニペット(検索エンジンで表示される簡単な説明文)も大事になってきますけど、そこに訪れてからの情報や印象も大事になってきます。
「自分にとって有益なホームページかどうか」「ここの情報は信頼できるのか」「自分の問題がここで解決できるのか」…そういったこともきちんと提示してあげる必要がありますし、どんどん中へ引き込んでいくことができると自然と反応は高まっていきますよ。