商品だけを売り込まず
広告宣伝とかでよくやりがちなのが「商品やサービスそのもの」を売り込むというものです。…いや、すごく大切なことですし、必要なことですよ。特に自分の商品やサービスに自信があればあるほど、商品力やサービス力で勝負したくなりますもんね。
でもこれ…さじ加減がすごく難しいんですよね。お客様は「広告」と感じた時点で、その先を見るのをやめてしまいます。ですから、いかに広告と感じさせないで売り込みを完結させるか…世のマーケッターはみんなここで悩みます。
ホームページも同じで、ただ単にその商品の良いところやそのサービスの素晴らしいところを書きなぐったって、伝わりません。いかに画像や動画を使って上手に魅せたって同じです。自画自賛の宣伝臭さを感じた時点で、お客様はホームページから去ってしまいます。ですから、「売り込み」要素はなるべく排除しつつ、商品やサービスの良さを伝えるという視点が大事になってくるんですね。
その時に使いやすいのが「お客様の役に立つ情報」です。商品そのものを売り込むのではなく、お客様に役立つ情報を伝えることで商品をアピールするという手法ですが、「こういう使い方をすることによってこういう悩みが解決する」だとか「こういう素材にはこういう商品が合う」だとか…これはあくまで一例ですが、要はお客様にとってメリットのある情報を与えてあげることで、その商品やサービスの利用につなげていくというものになります。
これは、購入後や利用後の姿を「具体的にイメージさせる」ってことにもつながります。いかに「自分が使っている姿」をイメージさせるかってのは、反応率を高めていく上で重要な視点ですよ。