想定と同じにデザインする
ホームページのデザインをする場合には、気を付ける点がいくつかあります。例えば「ユニバーサルデザイン」「ユーザビリティ」「アクセシビリティ」なんかはよく聞く言葉じゃないかと思いますが、この他に「アフォーダンス」にも気をつけなくてはいけません。
「アフォーダンス」ってのは、意図したとおりにきちんと動くかどうかってことです。想定した動きと実際の動きが、どれだけイコールに近くなっているかどうかってことですね。想定している動きと違う動きになってしまったら、それはアフォーダンスに優れているとは言えません。
アフォーダンスに優れているっていうのは、モノの形や色、材質などがそのモノ自体の扱い方を自分で説明できているってことです。例えば、引き手のついた引き出しは、そこを引けば引き出しが開くことが直感的にわかりますよね。アフォーダンスってのはそういうことです。
ホームページのデザインもそういう風になっていなくてはダメで、デザインからその操作性やたどり着ける先の情報が想定できるようになっていなくてはいけません。そして、自然とその動きになる方向へデザインしていく必要があります。
一言に「デザイン」っていっても奥が深いんです。特に近年は直感的にわかるホームページってのが求められていますから、そこをきちんと踏まえた上でデザインしていく必要があります。