結論で始めて結論で終わる
営業マンやコンサルタントが会話で使っている手法の一つに「PREP法」というものがありますが、これはホームページ内で説明をする際にも使える手法です。「PREP」というのは「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字をとったものですが、要は伝える順番をこの順番にすれば伝わりやすいという手法のことになります。
「Point」ってのが結論です。つまり、最初に結論を述べて、最後にもう一度結論を述べるんですね。「Reason」ってが理由で「Example」ってのが具体例のことです。最初に結論を述べた後、その理由を述べて、それを納得させるための具体例を出し、最後に同じ結論で締めくくるという流れになります。
この手法を使うと、要点が伝わりやすく説得力も生まれます。相手に伝わりやすいだけでなく、行動を促すことにもつながりますから、ホームページでも反応が取りやすくなります。ただ…あまりにも長い説明には向きませんので、ホームページでストーリーを述べる場合などには使えません。
それから、「結論ありき」の説明になりがちなので、理解はしてもらえても共感はされにくいという側面もあります。ですから、ホームページで使う場合にはより相手の状況に近いような具体例を出し、なるべく共感を引き出すような書き方をしていくといいんじゃないかと思います。
ホームページのメリットとして、わかりにくい点は図やイメージ、動画などで積極的に補足していくこともお勧めですよ。