感じさせる
本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「人が出るね」についてのお話になりました。この方はものづくりを生業にしているお客様ですが、ものづくりにはその方の姿勢というか、その人自身がにじみ出るねと…確かにその通りだと思います。
これは作品に向き合う姿勢もそうですが、その方の持っている考え方やこだわり、そして込めるべき想いなんかが作品や製品に反映されるからだと思います。
「いやいや、そんなのわかるわけないよ」という声も聞こえてきそうですが、そういうものを買う方というのはじっくりと購入を考えるはずです。そして、そのじっくりと考える中で色々と調べもしますし、何度もその商品を見たりもします。高価であればあるほど悩んで悩んで、「自分の選択は間違っていない」という確証と背中を押す何かきっかけを探したりするものですが、その過程でそのものを作った「人」を感じるんですね。
それは商品以外の部分からかもしれません。例えば日記やブログの中からそれを感じるかもしれませんし、作例や購入者のお声から感じるかもしれません。でも、そこには商品の魅力だけではない「何か」が潜んでいるはずです。買う人というのは、それをなんとなく感じ取るんですね。
だからこそホームページでは要所要所にそういう部分を紛れ込ませておく必要がありますし、上手にそういう部分を経由するような導線も組み込んでおく必要もあります。今は「ただ良い商品を作れば売れる」というものでもありませんので、その「良さをわかっていただく」ような仕組みも大事になってきますね。