SEOよりCVR

本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「コンバージョンレート(CVT)」のお話になりました。コンバージョンレート…なにやら難しい言葉ですが、要は「反応率」のことです。ホームページで言うと、どれくらいのアクセスに対してどれくらいの反応が返るかの割合ですね。

この場合の「反応」とはお客様によって異なります。お問い合わせであったり資料請求であったり、商品の購入であったりサービスの利用であったり、お客様によって何を持って「反応」にするかは異なりますが、ことホームページにおいてはアクセス数そのものよりもこの「反応」の率というのが重要になります。

極端な話、アクセス数が10000あって反応が100あるホームページより、アクセス数が100しかないけれど反応が50あるホームページの方が優秀なわけです。反応の数だけを見ると前者の方が優秀なようですが、アクセス数自体は今後どんどん増やしていくことができます。そうすると、後者のページのアクセスが増えれば…結果はわかりますよね。

「アクセス数」と「反応率」はホームページで反応を取っていく上で重要な両輪ですから、どちらも非常に大切な要素になります。しかも、これらは足し算じゃなくて掛け算になりますからどちらかが0でもいけません。ただ、よりどちらが大事かといいますと…やはり反応率になってきます。

つまり、検索エンジン上位対策(SEO)でアクセス数を増やすことを目指していくのも大事な要素ですが、それよりもまずは反応率(CVT)が上がることを目指していくのをお勧めします。(いや、SEOをないがしろにしろといっているわけじゃありませんよ。)

弊社がホームページを作る場合は、まず反応率を一番に考えて、どのようにすれば反応が上がるか…ということを重視して構成を練っていきます。特に今は(王道的な施策では)以前と比べてSEOで順位を上げていくのに時間がかかるようになってきていますので、まずは少ないアクセスでもきちんと反応が上がるようにしなくてはいけません。卵が先か鶏が先かという問題の近いかもしれませんが、僕らとしてはまず先に反応率を考えるようにしています。

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