facebookの距離感
昨日お伺いした飛騨古川市の市長は、「実際に自分が会ったことのある人」もしくは「きちんとコメントつきで申請してきた人」以外、facebookでつながることはしていないそうです。
珍しいですよね。政治家なんて少しでも支援者を増やしたいはずですから、とにかくどれだけでも繋がろうとしたり、繋がっている数を競ったりするのが普通ですから…。まぁ、やり方としてどちらが正しいかはわかりませんが、僕が思ったのは「この市長、僕と感覚が似ている」ってことです。
僕も「実際に会ったことがある人以外はつながらない」ってfacebookポリシーを持って運用しています。SNSの世界ってのは色々な人がいます。不用意に繋がることによってSNS疲れが起きちゃったりもしますので、ほどほどの距離感を持ってつきあうためには不特性多数の人とつながる必要性を感じません。(本当に色々な人がいますから…。)
あ、これは僕がfacebookを「営業ツール」として使っていないからそう言えるんですけどね。内容も単にブログ記事を垂れ流しているだけですし…。
企業が営業ツールとして使っていくためには、やはりどんどん繋がってどんどんコミュニケーションを増やしていくというのが基本的なSNSの使い方ですから。そして、その中でだんだん見えてくるものが出てくるので、自社のやり方にあわせて運用を変えていくってのが応用的な使い方ですね。(露出が逆効果になる事例も出てきていますし。)
繊細な人ほどSNSで何かあった時に感じるダメージは大きいです。ネットの世界でもそこにはやはり「人」と「人」との関係性が出てきますから、適度な距離感を持たないといつか「嫌」になっちゃう可能性が高いです。特にfacebookっては他のSNSと違って実名登録ですから、その辺りに気を配る必要がありますね。