●褒めて伸ばす
褒めるという行為はとても難しいです。何故ならどんな素晴らしい事をしたとしても「そんな事はやって当たり前」と思ってしまうからです。逆にミスや失敗はよく目に付きます。そしてそんなミスや失敗は、二度と繰り返さないようにという意味も込めて、叱る場合が多いです。
部下から上に上がってくる情報はいかがですか?例えば100回正しい事を行った人が1回ミスをした時、報告されるのはミスだけではありませんか?
どんなに素晴らしい事をしてもそれが褒められなければ、認められなければ、いつしか無気力感に襲われます。実は、ミスを非難されるよりも、正しい事を行ったのに無視される事の方がダメージの蓄積は大きいのです。