「綸言汗の如し」という言葉があります。綸言っていうのは皇帝の発言という意味です。そして、汗はいったん体から出たら二度と体には戻らないという事を指しています。つまり、高い地位にある人の言葉は、決して後から取り消したり、訂正できないという事なんです。
以前にも書きましたが、トップの言葉っていうのは「重い」はずなんです。それはどんなトップでも同じです。日本のトップでも、大企業のトップでも、零細企業のトップでも…。組織の一番上の立場になる人は全て、自分の言葉の重みに気を遣う必要があるのです。じゃないと、言葉が軽くなってしまいます。