●いい意味での頑固 〜変わらないという選択枠〜
頑固親父は困りものです。実際僕もかなりの頑固でした。今ではいい意味の頑固になろうと思っています。
頑固な人は良い意味でも悪い意味でも信念を持っています。自分の中の絶対軸というか、これだけは譲れない曲げられないという部分ですが、そういった部分を持っている人が少なくなってきている気がします。
例えば、
・流行を追いつづけて自分の趣味が無い人。
・他の人の意見ばかり参考にして自分の考えが無い人。
・間違っていると思ってもNOを言えない人。
・逆に、YESとは決して言わないくせに具体的な考えの無い批判家。
エトセトラ、エトセトラ…。
さて、もしあなたの周りにこのような人が居たら、あなたはこのような人達と友達になりたいと思いますか?付き合いたいと思いますか?
できる事なら、ご勘弁願いたいのではないでしょうか?気付く人は少ないですが、このような事はビジネスの世界では頻繁に起こっています。
先の問いをビジネスに置き換えると、
・コロコロ商材が変わるネットショップ。
・載せている情報がコロコロ変わる情報サイト。
・アフリエイトをしたり、FAX DMをしたり、チラシを刷ったり、
・いろいろな宣伝方法を少しだけ中途半端に試す事業者。
エトセトラ、エトセトラ…。
特にビジネスの世界では結果が出るまでに時間がかかる事が多いですから、結果が出るまで、「この方法は間違っているのでは?」「違うビジネスもやってみたほうがいいのでは」等、自問自答しているうちに基本的な部分や自分の信念を見失う事が多いです。
いい意味で自分の信念に頑固になりましょう。もちろん臨機応変な頑固さで。信念に固執してはいけませんが、ある程度基本軸は構築する必要があります。
変わらない良さというものもあります。そういった事を周囲の人に理解させる事が出来れば成功へ一歩近づいた事になるでしょう。いい意味で頑固というのは、変わらない良さを伝えるという事にもなります。いつも変わらない信念のような物を伝える事が出来れば、たったそれだけのことで、多くのお客様を得る事もできるのです。
人間という者は自分に甘いです。なかなか自分に関しては分析が出来ません。自分に関しては当たり前のことを忘れがちになってしまいます。
いい意味で自分の信念に頑固な人になりましょう。もちろん理由も無く自分以外の考えを否定する、単なる頑固親父ではダメですけどね。^_^;
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