●プライドを捨ててプライドを持つ
最近気になる言葉がある。どこで見たか忘れてしまいました。誰の言葉なのかもわかりません。
その言葉とは、
「プライドを捨ててプライドを持て。すなわち、うぬぼれ?を捨てて自信を持て」
というものです。
プライドを捨ててプライドを持つ?どういう事?って考えさせられて、うぬぼれを捨てて自信を持てと諭される。
なるほど、確かに「うぬぼれ」と「自信」は紙一重だ。どちらも同じものとも言える。でも「うぬぼれ」ている人と、「自信」を持っている人は違う。
前者は、単なるナルシスト。自己満足で終わってしまう。足元が見ていない場合も多い。いきなり山の頂上にヘリコプターで下りようというタイプかもしれない。中でも一番の問題点は人の意見に耳を貸さない点だ。ワンマン社長に多いケースと言える。
後者は、言うなれば「芯」がある。「信念」と言ってもいいかもしれない。自分、もしくは自分の能力に確固たる自信が有り、目に輝きがある。相手が間違っていると思えば、的確な論点を持って反論も出来る。逆に自分が間違っていると思えば素直にその意見を取り入れる。要は客観的に自分を見る事が出来るが、一本芯の通っているタイプ。人格者に多いケースと言える。
どちらが成功しやすいかといったら、後者であろう。僕の目指すべき姿も後者だ。
うぬぼれは「慢心」と言い換える事も出来る。うぬぼれは、他者と自分の優劣を比較する事で自分の価値や存在意義を見出している。対して自信は、あくまで自分の中にあるもの。比較するものでもないし、自分が信じられれば周りに何を言われようが気にしない。例え他者より劣っていても自信が有れば問題ないのである。
僕も「うぬぼれ」を捨てて「自信」を持つようにしたい。
すなわちプライドを捨てて、プライドを持つようにしている。
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