トップ >> 想いを語るコラム >> 負の波動

2005年07月12日

●負の波動

気とか波動とか言葉では説明できないものってありますよね?波のようなものとか…。なんとなく感じ取っているものとか。

僕が勝手に名づけているものの中に「負の波動」というものがあります。

これは、要するに「ドーンと沈んだ空気」「やる気の無い雰囲気」「脱力感」「空虚感」「敵対心」等、その場の暗い雰囲気、受け入れがたい雰囲気のようなものです。人の雰囲気とか印象もそうです。

このような雰囲気や人と接すると、自分までもが暗い(嫌な)雰囲気になります。これは負の波動を受け取ってしまっているからです。


負の波動はモチベーションを下げます。一度受け取ってしまうと何もかもヤル気がなくなってしまいます。モチベーションを上げるという事は非常に難しいので、一度上がったモチベーションは下げないように注意しないといけないのですが、負の波動はこれをいともたやすく下げます。

恐ろしいのは「負の波動は伝染する」という事です。負の波動は自分から出ている時もあります。それはお客様にも伝わります。こういう時の商談はだいたいうまくいきません。

部下にも伝わります。部下のモチベーションを下げる事は経営者として失格です。そしてそれらは伝染していきます。悪循環の連鎖です。

負の波動はストレスをも起こします。負の波動は家族をも巻き込みます。最悪の状況です。

負の波動を帯びている時はだいたい嫌な事が起きます。意図しないアクシデントが起こったり、嫌なお客様に嫌な事を言われたり、単純なミスをおかし実はそれが致命的であったり…。


ポジティブな考え方が出来る人とか楽観主義者は負の波動なんて気にしません。でも、人間誰しも負の側面を持っています。ポジティブな人はこのコントロールがうまいんでしょうね。

負の波動をうまく処理できる人間にならないと人の上には立てないような気がします。それはポジティブとかそういうレベルの問題でなく、人間として「できている」かどうかになってくると思います。

人を使う立場になると、自分がいかに小さな人間か思い知らされる事がたくさんあります。僕は経営者としても人としてもまだまだのようです。





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(内助の功) 次の記事(パラダイムシフト)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/42

コメントする