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2005年08月06日

●価格ではなく価値を

我々は基本的には相見積もりはしません。これは自社の技術に絶対的な自信を持っているからです。価格を下げると言う事は自社の価値を下げる事に繋がります。自分の技術に自信が無いと値段を下げて対抗するしかありません。

それから、相見積もりを取るお客様と言うのは「縁」をしっかりと作れていないお客様が多いのも事実。我々は長く続く「ご縁」というものを非常に大切にしていますので、このようにお金と言う基準でしか判断できない、「縁」を「信頼」に変える事の出来そうも無いお客様は、「縁」が無かったとあきらめて(お断りして)います。


「お客様の認めた価値」の対価が「価格」です。

価格を下げると言う事は自分、もしくは自分の持っている技術や能力の価値を下げるという事です。自分に自信を持っていれば、価格を下げるなんて事はしません。(そりゃある程度調整はしますけどね。)

極論を言えば、価値を認めて頂けないお客様とはお付き合いすべきではありません。(この辺については誤解を招きそうなので、後日詳しく書きます。)


最終的にお客様は「安い価格」よりも「信頼できる人」から購入します。これはホームページの世界もそうです。

一般的には、信頼できる営業マン > 品質 > 価格 という判断基準になりますが、多くの人は価格が安くないと売れないと思っているようです。しかしそれは、信頼されるようになれない自分への言い訳でしかありません。

価格競争をしてしまったら、そこでしか勝負できなくなります。そこで勝負したのではなんの面白みもやりがいもありません。

値段を下げるくらいなら付加価値をつけたほうがいいです。何かおまけをつけるとか、無償でサービスを行うとか、あなたの価値を認めてもらえるように商談を進めるべきであって、価値を認めてもらうためには価格競争はしてはいけません。

例え今回価格を下げて受注できても、他にもっと安いところが出て来れば簡単に「縁」を切られますよ。こういうお客様は金額でしか判断できないのですから…。


自社が提供している商品やサービス、そしてあなた自身の価値を見出す努力をしていますか?

「価格(price)」じゃダメです。「価値(value)」を認めてもらうようになりましょう。





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