●売れるホームページとデザイン
売れるホームページ、集客できるホームページを作ろうとした場合、デザインってあんまり重要ではありません。それよりも「売れる仕組み」の方が大事です。まぁ一番大事なのは信頼感を与えられるかどうかなんですが…。
でも、デザインはどうでもいいかというと、そうではありません。デザインがいいのは当たり前。特筆して言うべきほどの事じゃない…というだけの事です。
できれば見た目のデザインよりも機能的なデザインに気を使うべきです。ユーザビリティであったりアクセシビリティであったり。まぁ、このあたりも基本的な事ですが…。
それから見えない部分のデザイン。HTMLのコーディングなんかがそうですが、ストリクトなHTMLというのはSEO的にも重要になってきます。
でも、実際ホームページを見る人(訪問者)はもっと単純な事で判断します。
それは、五感の部分。わかりやすく言えば「好き」か「嫌い」かそれだけです。
ホームページを見た時に「なんかいい感じ」とか「なんか気に入らないなー」とか、誰でも直感的に感じ取っています。そして「嫌」と感じたらそのホームページから簡単に立ち去ります。
人の好き嫌いは千差万別ですので難しいところですが、売れるホームページで使うべきではない構成や色使いはあります。それらを使わないのはもちろんの事、まずはターゲッティング(訪問してもらいたい年齢層や男女の別等)をしっかりと考え、そのターゲッティングに合わせた色使いやデザインを考えるというのが重要になってきます。
実はこのターゲッティングができていない会社が非常に多いです。誰でも彼でも売れればいいや…という考え方はホームページでは通用しません。ある程度ターゲットを絞って、そのターゲット層に人気のあるキーワードでSEO対策をし、ターゲット層に好まれるようなデザインにしておく事によって反応率も高まります。もちろん、導線等が構築されていて「売れる仕組み」が盛り込まれている事は言うまでもありません。
反応率を上げるためにはライティングも重要なのですが、訪問者はそのホームページを五感で判断しますので、少しでも「嫌」と感じられたらいかに優れた文章が書いてあっても読んでもらえないわけです。
そういった意味ではデザインは重要です。でも単純に見た目がいいだけではダメで、もっと深いところまで掘り下げてデザインを構築していかないと意味はありません。
まずは自社のターゲット層を真剣に絞り込んでみてはいかがでしょうか?
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