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2005年08月31日

●守・破・離

守・破・離という有名な言葉があります。元々は武道や作法が発祥ですが、最近は経営書や自己啓発書などにもよく使われるようになりました。

守・破・離とは、3つのステップに分かれます。

第1ステップの「守」は、師のやり方を真似る事。
第2ステップの「破」は、師のやり方にアレンジを加える事。
第3ステップの「離」は、自分のオリジナルの方法を確立する事。

になります。

ホップ、ステップ、ジャンプのようなもんですね。(ちょっと違うか…。^_^;)要は、物事を学び始めてから独り立ちしていくまでの3つの段階を示しています。


「守」では、とにかく師の教えを正確かつ忠実に守る事が大切です。基本が身に付いているから、自分なりに応用して発展を試みる事が出来るのです。つまり「破」ですね。そして、ここまで来れば、型を離れて独自の方法を創り出していくのも難しくはありません。

でも「守」が出来ていない人が多すぎます。いきなり、「破」に行ったり「離」をしようとしたりする。…そんなもの、うまくいかなくて当然です。まずは「守」なんです。「守」が出来ない人に「破」も「離」もありません。

「守」は、地道で退屈で目に見えにくいものです。だから、継続できる人は少ないですし、ある程度で妥協する人も多いです。でも、次のステップに行くためには欠かす事ができないものですし、「守」がしっかりできているかどうかで「破」も「離」も変わってきます。当たり前の事を当たり前にできる人が最後には一番すばらしい発展を遂げます。

あなたは「守」を飛び越えて「破」や「離」に行こうとしていませんか?





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