●Yahoo!SEARCH移行後の検索順位
ネットである情報を目にして驚きました。
Yahoo! SEARCH移行後の検索結果表示順位の予測調査レポート発表
え?そんな事出来るの?まだYSTもベータ版しか公開されてないのに。…と思ってたら、どうやら現行のYahoo検索とベータ版との比較みたいです。
でも、その中で気になる記事が…。
「全業種の105キーワードの調査対象となった全442サイトのうち70%は、Webサーチ移行後の掲載場所が検索結果の2ページ目以降になる。」
え?マジで?当社の調査ではそんな結果は全然出てないんですけど…。もしかしてベータ版と正式公開版ではアルゴリズムが違う?
…よくよく読んでみると、この調査結果は「Yahoo!登録サイトとの一致」と「Yahoo!SEARCHベータ版」との比較でした。
あー、ビックリした。ベータ版に向けては既に対策済みなのですが、又SEOをやり直さなければいけないかと思いましたよ。
Yahoo!登録サイトとの一致との比較であるなら、それは当然かもしれませんね。元々ディレクトリ登録にはSEO対策がされていない(できない)サイトがたくさん登録されています。ビジネスエクスプレスを使って登録されたものですね。
そういったサイトはGoogleはもちろん、Yahooのページとの一致でも上位に表示されません。(SEO対策されていないのですから当たり前ですね。)当然、Yahoo!SEARCHベータ版でも上位に表示されません。
このようなサイトは今までのトラフィック(アクセス)が激減すると思いますので、死活問題になってくるでしょうね。そういう意味での警告なら今回の調査は意味のあったものかもしれませんが、SEO対策を施しているサイトに対しては何の意味もありません。
「Yahoo!ページとの一致」と「Yahoo!SEARCHベータ版」との比較であるならば、まだ意味があったかもしれませんが、当社の調査では両社に大きなアルゴリズムの違いは無いと思われます。
当社ではだいぶ前より言っていますが、今後はSEOはやっていて当たり前の世界になります。上位はSEO対策されているサイトがせめぎあい、SEO対策がされていないサイトは目にも付かない下位に追いやられます。
つまりSEO対策は必須項目になってきているんですね。しかも小手先のSEO対策ではなく本当の意味でのSEO対策が。(もちろんSEO対策だけではダメですよ。SEO対策はあくまでアクセスを稼ぐだけ、重要なのは反応率まで含めたSEMです。)
まだSEO対策をされていない方は、Yahooの切り替えまでに急いでSEO対策を施すようにしましょう。トラフィック(アクセス)が激減してから対策したのでは遅いですよ。
<< 前の記事(モノヲカウトイフコト) | 次の記事(YSTとビジネスエクスプレス)>> |