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2005年10月10日

●アナログ回帰

以前と比べて「IT」という言葉も普及してきました。「IT」の本当の意味さえ知らず、仕事にパソコンさえ導入すればIT化だと思っている人もいますけどね…。

「IT」は単なる道具です。使いこなせなければ意味はありません。そして活用できなければ進歩はありません。

世の中がどんどん進化していくと、みんながそれについて行こうとします。でも、中にはついていけないマーケットが必ず出てきます。未だに紙媒体を多用し、効率の悪い業務を行い、IT化なんて言葉さえ知らない業界だってまだまだ多くあります。「うちにはITなんて必要無い」なんて思っている業界も多いのではないでしょうか?

そこにターゲットを絞り込んでビジネスを絡めると一気に展開が開ける可能性があります。


独立や起業をする場合、会社が中小、零細の場合は「世の中の流れに逆行するマーケット」に注目すると面白いと思います。そこには意外な「商売の元」が落ちている可能性があります。「ニッチ」はキーワードになります。

これからの時代には一昔前のようなアナログも重要になってくるのではないでしょうか?デジタルな媒体が氾濫する中で、あえて人と違う事をやる。これは大事です。

例えば、メールが氾濫する世の中だから、あえて手書きの手紙を出してみる。イメージ主体のデジタル的なチラシではなく、人間味くさい汚いチラシを出してみる…等々。

逆、逆を行くのも大切だと思います。何故なら目立つから。何事もまずは目を留めてもらわなければ、手にとってもらわなければ始まりません。


世の中の流れについていくだけでなく、流れに流されないのも大切です。そして、流れに取り残されているマーケットを見つける目を養う事も大切です。

「デジタル」と「アナログ」どちらも大事ですが、これだけデジタルが氾濫してくるとアナログの大切さを見直すべきなのかもしれませんね。





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