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2005年11月20日

●情報化社会

ホームページやブログの普及で個人も企業も対等に情報発信が出来るような時代になってきました。もう今は完全に情報社会です。

これだけ情報が氾濫していると、見せ方にこだわり、読んでもらえるような仕掛けが無いと情報の波に飲み込まれておしまいです。

読んでもらえるような仕掛けには色々ありますが、あえて核心の情報を隠すのもひとつの手です。


情報を受け取る側の心理として、隠されると知りたくなるというものがあります。押すなと書いてあると押したくなるボタンのようなものでしょうか?(わかりにくい?)

でも商品やサービスの基本説明を隠してはいけません。なにかはっきりしないものにお客様は絶対にお金を出しません。…では、どこを隠せばいいのか?その商品のこだわりの部分や、秘密めいた生産工程、衝撃の事実等を隠せばいいんです。隠しただけじゃダメですよ。少しずつベールをはがしていくのです。

親しい友人に秘密を打ち明けるような感じで、最終的には伝えるべき事をしっかりと、段階的に伝えるようにします。そうするとどうなるか?…普通に言うのと、秘密めいて打ち明けるのではお客様の記憶への残り方が違ってきます。そしてそれは信頼感を高めるのにも役立ち、お客様自身が「私だけこういう知識を知っている」という知識欲を満たす事にもなり、そしてそれはクチコミへと発展していくのです。

基本的に人は「わかりそうでわからないもの」に興味を示します。答えが分かっているものには興味を示しません。なので、問いかけてお客様自身に考えさせるのも効果があります。

でも、あまりにも難しい問題は意味がありません。何故なら答えることが出来ないから。お客様が途中であきらめちゃっては意味がありません。お客様を選別する意味であえてそのようなフィルターを設定する事もありますけどね…基本はわかりやすくシンプルにです。

そう、まるでなぞなぞのように。やさしい問題を分かりやすいように導いてあげるのがベストでしょう。

他にも色々な方法がありますが、これらは営業やマーケティングにも役に立ちます。ビジネスの世界では心理的なものを利用するのも常套手段ですね。うまく利用したいものです。





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