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2005年11月25日

●複数の収入の流れ

ビジネスの基本ってなんだかわかりますか?

それは お客が望むものを提供するという事 です。

シンプルでしょ?物事の本質というものはいつだってシンプルなものなのです。

別の言い方をするならば、お客様の欲しがっているものを提供すればそれは商売になるという事です。つまり、あなたの提供するものに制限を加える必要はどこにもありません。肉屋さんが肉だけしか売ってはいけないという決まりは無いですし、工務店が家だけ売らなければいけないという法律もありません。

売れるもの、お客様が欲しがるものはなんだって売っていいのです。(こういう言い方は語弊があるかもしれませんけど…。)


こういったものの発展系がスーパーとかコンビニになります。Amazon.comなんて最初は本屋でした。でも今はありとあらゆるものを扱っています。まさに総合デパート。

業種に縛られて売れるものを売らないなんてナンセンスです。売れるのならば売ればいい。ただし、これは売上を上げるという事だけを考えた場合の話。経営という視点で見ると又違います。

そして、この考え方はホームページではちょっと難しくなる。今のホームページは専門性に特化していないと売れません。いくら需要があるとしても多品種販売は相当大きなサイトを構築し、相当の認知度が無いと難しいでしょう。

ただあまりにも業種にこだわりすぎるとビジネスチャンスを失う恐れもあります。商材は同じで業種を変える事も可能です。これはフォーカスチェンジ、切り口を変える事で可能になります。


ちなみに弊社の場合は少し違う考え方をしています。専門性に特化したまま切り口を増やすというか、複数の事業の柱を用意しそれらが相互に絡んでいるというか…言葉ではうまく説明できませんが、要は事業を縦に広げているのではなくて横に広げています。でも無秩序に広げているわけではありません。全てが繋がっています。メッシュネットワークみたいなものですね。

専門性に特化した事業が複数あると、それは複数の収入の流れになります。つまりはひとつの事業に対して一喜一憂しなくてもよくなります。ひとつの柱が壊れても同じ太さの柱が他にも沢山あるのですから…。

これからは複数の収入の流れというものが重要になってくると思います。サラリーマンだってそうですよ。いつリストラや倒産があるかわかりません。減給やボーナスカットなんて当たり前の世界になりつつあります。こんな時サラリー以外の収入の流れが構築できていれば焦る必要はどこにもありません。

時代は変わってきています。一度自身の収入の流れについて見直してみてはいかがでしょうか?





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