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2006年01月05日

●懸命に生きる

今日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。寿命にまつわるルーマニアの伝説のようです。(以下朝日新聞「天声人語」より転載。)

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天の神が生き物たちを召集し、その寿命と暮らし方とを定めたという。人間は、世界の王として君臨し30歳と決められたが、短いと不満をもった。次に、常に重荷を負って50歳と宣告されたロバが、「どうか20年差し引いていただきたい」と言うのを聞いた人間が、その20年をもらい受けた。

次に犬が呼ばれた。主人である人間の家や財産を守って40年と聞いて震え上がり、半分にして下さいというので、また人間がそれをもらう。さらには、60歳とされたサルの半分も得て、人の寿命は100歳と決まった。(「日本の名随筆」作品社)
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人間が欲深い生き物だという論点は置いておいて、寿命というものを考えたとしましょう。

人の寿命はだいたい100年程度です。思うに、この「寿命がある程度決まっている」という事は、人にとって良くもあり悪くもあると思います。

100年って長いです。30数年生きている僕もまだ人生の折り返し地点に到達していません。これが甘さを生んじゃうんですね。まだ人生先は長い、まだ数十年あるじゃないかと…。

でも惰性で生きていたら100年なんてすぐ。いつの間にか終わってしまいます。そして人はいつ死ぬかわかりません。はたしてあなたは人生の終焉で「充実した人生だった」と言えるでしょうか?

ニートと呼ばれる今の若者もそうですが、今は懸命に生きている人が少ないと思います。冒頭のコラムではないですが、人間の寿命が30歳だとしたら、きっと今の若い人たちももっと懸命に生きているのではないでしょうか?

ある本の中の一節ですが、人生の終焉を迎えた老人が「自分の人生の中で一番後悔しているのは何か?」と聞かれました。答えた言葉は…「失敗した事ではなく、チャレンジしなかった事。」

失敗を恐れて惰性で生きる。自分の人生に挑戦しない。これらは「生きている」とは言えません。「生かされている」だけです。

せっかくの人生、充実した人生を送りたいと思いませんか?人生には「生きる速さ」という概念も存在します。一日一日を懸命に生きたいものですね。





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コメント

自分に与えられた、命、そしてそれを全うするまでの時間。自分に起こり得るすべてが偶然ではなく必然。
一日一時間、一分一秒を大切に使わねばなりませんね。
昨年は、高橋さんをはじめとした高い志を抱く皆様とお会いできて、そのことを知るよいきっかけとなりました。そして、皆様から強いプラスの力を感じることが出来ました。本当にありがとうございます。
今年もみなさまと意見交換をし、良いものは実践に移すべく努力していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします。

そうですね。1分1秒の積み重ねが1年です。貴重な時間を有効に使わないといけませんね。

家族と共に過ごすのもまた重要。僕の持論は家族あっての仕事です。いくら仕事で成功したって、お金持ちになったって孤独だったら意味はありません。その点長谷部さんは大丈夫ですね。

長谷部さんと会うのは僕も楽しいです。又意識レベルの高い集まりを企画しましょう。

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