●10年前の自分
最近は忙しくてまったくドラマを見ていない日々ですが、新聞広告を読んで、ちょっと見てみたいと思わせられたドラマがあります。「神はサイコロを振らない」というドラマですが、広告のキャッチとライティングに優れていました。
簡単なあらすじは、10年前に消息をたった旅客機が、突然時空を超えて帰還するというSFもの。10年前の自分が今の自分を見たらどう思うでしょうか?思わず考えさせられました。
「未来の自分からの贈り物」という記事の全く反対の内容ですが、これは自分自身を見つめなおすのに有用です。「過去の自分からの贈り物」ですね。
過去の自分は、自分自身が忘れてしまった熱いものを思い出させてくれます。若い頃の根拠の無い自信とか…。^_^;
未来の自分が今の自分を見た時には「成すべき課題」が浮き上がります。過去の自分が今の自分を見た時には「忘れてしまった大切なもの」を思い出させてくれます。これはどちらも大切。
人間、成長していくにしたがって、大きな夢が小さくまとまってしまったりします。経験により頭の中でシュミレーションしてしまうんですね。その結果「無理」だとあきらめてしまうんです。
でも実際にはやってみないとわからない。何故なら人生には想定外の出来事が沢山起こるからです。それは「良い想定外」かも「悪い想定外」かもしれません。でも、人生を夢に向かって懸命に生きている人には、得てして「良い想定外」の出来事が起こります。
あなたを見ている人は必ずいます。だから過去の自分からの熱いメッセージを一度受け取ってみてはいかがでしょうか?
最後に「神はサイコロを振らない」の新聞広告で使われていたキャッチとライティングを紹介します。
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10年前のわたしからの質問
10年前に愛していた人を、今でも一番愛していますか?
10年前いつも一緒だった友達は、今も一番の親友ですか?
10年前楽しみだった誕生日は、今も楽しいものですか?
10年前に星を数えた夜空を、時には見上げていますか?
10年前にしていた恋のように、今もトキメクことはありますか?
10年前に探していた自分の居場所は、みつけられましたか?
10年前の正義感や情熱を、今も持ち続けていますか?
この10年間、精一杯生きましたか?
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(朝日新聞より転載)
…思わず考えさせられますね。
ちなみに、原作は大石英司の本のようです。
「神はサイコロを振らない 大石英司著」
時間のある時に読んでみようかな?
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