●転んでもタダでは起きない
ビジネスをしていると、軽いつまずきから大きな失敗まで、色々な失敗に出会います。失敗は成功の道筋につきものです。自分が気付かないうちに失敗を経験している事も多々あります。失敗と認識していないとかね。
ただ、失敗はなるべく多くした方がいいです。なぜならば失敗が多いほど成功に近づくからです。
よく言われるのが確立論。例えイチローでも10回のうち7回は失敗するんです。なので、10回に1回しか成功しないようなビジネスがあった場合、失敗を9回重ねれば最後には成功できるんです。失敗を多く重ねたほうが成功に近づくんですね。
もちろんこれは机上の論理です。現実にそんなことが起こるはずはありません。10回目に成功する保証なんてどこにも無いんです。
それでも声を大にして言います。失敗は多く重ねるほど成功する確率が高くなります。何故でしょう?
失敗っていうのは「経験」なんです。しかも「貴重な体験」です。こういった経験を多く重ねている人は強いと思います。失敗の方が学ぶ事は多いですから…。
アメリカなどでは事業を倒産させた人などの方がビジネスに求められる傾向にあります。何故なら日本と考え方が違い、失敗を多く経験している人は優秀な人物とみなされるからです。日本では「負け犬」のレッテルを貼られる事が多いようですがアメリカは違います。経験を買うんですね。同じ事が起きた場合、同じ失敗はしないだろうという考え方です。つまり失敗の経験を多くしている方が対応能力が高いという事になります。
ある意味コレは正しい。でも、失敗を経験する側の心構えが重要だと思います。つまり、転んでもタダでは起きない精神が必要。つまずいて転がりかけただけでもタダでは起きないような心構えが必要です。そういった意味での「貪欲さ」が必要なんですね。
失敗を「失敗」で終わらすか「経験」に変えるかはあなた次第。そしてそこから何かを学び取るかどうかもあなた次第。
あなたは失敗したら目をつぶりますか?それとも大きく目を見開きますか?前を見て歩いていますか?後ろばかり見ていませんか?
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コメント
確かに成功している人よりも失敗した人のほうが、何かしら得るものが多いような気がします。
前向きに!
Posted by: 長谷部 | 2006年01月25日 23:31
同じ失敗をするのであれば、そこから「何か」を得た方がいいですしね。失敗しても、失敗から逃げるのではなく、失敗に立ち向かっていきたいものです。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年01月26日 07:04
失敗は経験値になるでしょうね。
ポイントは成功するまであきらめないことかなっと
Posted by: kaoru akimoto | 2006年01月28日 06:17
kaoru akimoto さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
まさにその通りです。「起業家の資質」という記事でも書いていますが、あきらめない事が大切。挑戦を続ける限り失敗はありません。ただ単に上手く行かなかっただけです。
問題はそれを次のチャレンジに活かせるかどうかですね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年01月28日 07:05