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2006年01月28日

●父の背中

今の自分は充実した人生を送っています。自分の好きな仕事をしてお客様からも感謝される…ビジネスがこんなにも楽しいものだという事は、起業していなければわかりませんでした。サラリーマンでは味わえない特権です。

僕は安易な起業は決して勧めません。何故ならサラリーマンがいかに楽か知っているから。他人の敷いたレールの中にも幸せはあります。サラリーマンで幸せなら無理して起業する事はありません。一度自分自身の道を歩き始めたら、他の人が敷いたレールはもう歩めないのですから…。

人間30歳を過ぎると自分の人生を見つめなおします。そして今後の人生を真剣に考えるようになります。そして起業という選択肢を選ぼうとした時には少し考えてみて下さい。

今のあなたは自分の子供に対してどんな親であるかを…。


子供に対して親としてどんな背中を見せられるか…これはひとつの判断基準になります。尊敬されるような父や母になりたいと思いませんか?尊敬したいと思わせるような背中を見せていますか?

「お父さん(お母さん)ってなんか人生楽しそうだね。生き生きしてるね。」いくつになってもやっぱりこう思われたいですよね?子供たちに見下されるような、情けないと思われるような背中は見せたくないですよね?尊敬できる人はと聞かれて「父(母)です。」と言われるような背中を見せ続けたいですよね?

そのために選ぶ道はどれにすべきか?人生を精一杯生きるための道はどれか?…子供に見せる背中もひとつの判断基準になります。

ちなみに僕の起業のきっかけは「起業と現実の狭間で」で書いていますが、息子への想いも大きなきっかけとなりました。

特に小さなお子さんをお持ちの方には、是非読んで頂きたいフレーズがあります。

「子供が小さい時は2度と帰ってこない。子供が父親になつくのは5歳までで、それまでならキスしたって、抱っこしたって、お風呂に一緒に入ったって喜んでくれる。5歳以降、そんなチャンスは二度と来ない。特に女の子の場合は。」

…どう思いましたか?子供の小さい頃というのは宝の時間です。もう二度と手に入らないかけがえのない時間です。

起業したからといって子供と触れ合う時間が増えるわけではありません。逆に減る可能性も高いでしょう。でも接し方がサラリーマン時代から変わってきたような気がします。今なら父の背中を自信を持って見せられますね。まぁ、まだうちの子供は小さいのでよくわかんないでしょうけど…。^_^;

自分の今後の人生に迷った時、「子供に見せる背中」というのも選択基準のひとつになり得ると思います。まだ子供が居ない人も、まだ見ぬ子への想いを考えてみてはいかがでしょうか?





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