●Googleのブラックリスト
ドイツのBMWサイトがGoogleのブラックリストに載って、インデックスからサイトが削除されたそうです。
検索エンジンスパム(SEOスパム)と認識されちゃったんですね。検索エンジンスパムには色々なものがありますが、どうやらドアウェイページを使用していた様子。意図的じゃないにしてもサイト管理者はあまりにも知識不足でしょう。ちなみにリコーのドイツサイトも同様の理由でインデックスから削除されています。
有名な大手サイトも平気でインデックスから削除するGoogleの強気…。ウェブサイトは平等に扱われるべきなので当然といえば当然ですが、なんか見せしめの感も否めません。
SEOを施すのに検索エンジンスパムの知識は避けては通れません。スパムと認識される手法は絶対に使ってはいけないからです。一度ブラックリストに載りインデックスから削除されると、そのサイトを復活させるには、莫大な労力と時間がかかります。ヘタすると復活できません。
よくスパムギリギリの手法を用いているサイトもありますが、今は良くても将来的には消される可能性がありますし、あまりオススメはできませんね。基本に忠実なSEOを施すのがベストだと思います。当然WEB標準にも準拠している必要性があります。
覚えておいて欲しいのはSEOが全てじゃないという事です。SEOはあくまでアクセスの底上げにしか過ぎません。意図したキーワードを設定できるので、より見込みの高いお客様を集める事が出来ますが、それも集客のひとつにしか過ぎません。
重要なのはSEM。わかりやすくいうと反応率です。いくらアクセスがあっても反応率が0なら成果は0です。アクセスと反応率は掛け算なんです。どちらが0でも成果は0なんです。
掛け算なのでどちらも重要ですが、どちらがより重要かと言えば「反応率」の方が重要です。いくらアクセスが少なくても反応率がいい方が受注率は高いです。反応率は見た目では分かりません。なので、「え?こんなサイトが?」と思うようなサイトがすごい売り上げを上げているケースもあります。逆にアクセスはすごくあるのに売り上げはさっぱりというサイトもあります。
スパムギリギリの手法を使ってSEOを施すくらいなら、サイトの反応率を上げるように努力する事をオススメします。ヘタするとそっちの方が労力もかかりませんよ…。^_^;
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