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2006年03月01日

●一番手になる

優れたビジネスモデルは誰も彼もが真似します。でも、どんなものでもそうですが爆発的に成長できるのは一番最初にそれを始めた企業だけです。二番煎じ三番煎じは大きくは成長できません。どうしても一番最初に始めた企業に差をつけられてしまいます。

要は一番最初に始める事が出来れば一人勝ちできるって事ですね。特に今の時代はこれが顕著です。先行者利益と言いますか、最初に始めたところが顧客を囲い込んでしまうんですよね。そこには一日の長があります。

ただ、これだけ企業がありビジネスモデルが氾濫している中で、一番になるのはかなり難しいです。特に資本の乏しい中小企業は不利ですね。では、どうすればいいのか?


ジャンルを細分化し自分だけのジャンルを見つければいいんです。ニッチでも何でもいいです。ターゲットをとにかく絞り込んでいくんですね。

例えば単なる「ホームページ作成」会社で一番になる事は難しいでしょう。でも「反応が出る事を重視したホームページ作成」会社なら、地域で一番になれる確率は高いです。もっとターゲットを絞り込んでもいいですね。

切り口を少し変えるだけで一番になれるネタは転がっていると思うんです。勝てない勝負はしなければいいんです。勝てる土壌を作ってそこで勝負すればいい。

意外と無謀な戦いを挑んでいる人って多いです。ちょっと切り口を変えてあなただけの色を出せば、たちまち一番手になれる可能性があります。

どの切り口なら一番手になれるか…少し考えてみませんか?





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コメント

またまた私事で、「運動を教える先生」はゴロゴロ転がっていますが、「運動で教える先生」は私しかいないと、勝手に勘違いをするほど自分に言い聞かせていますし、それが売りです。そんなニュアンスにも思えました。

ナンバー1?オンリー1?

深いですね。
7年くらい前でしょうか。この地域ではまだ酒の激安店が乱立する前、うちの社長他数名で出資して酒の激安店の展開しようとした時、すでに九州で酒の激安店の展開で大成功していた知り合いが「もう遅いて、俺も見切りつけて他の仕事やるよ。」との助言。その方は、その後違う分野で先駆者として、また成功を収めています。何事も先にするってことはすごいパワーが必要ですが、勝つことの味もまた格別でしょうね。

えっぱらさん>「を」と「で」の違いは大きいですよね。えっぱらさんの売りはまさにそこだと思います。

もうひとつえっぱらさんが素晴らしいのは自信。それが根拠の無い自信でもいいんです。やはり強い意志を持って自分のジャンルで一番になるぞという強い決意。これが一番手になるための絶対条件です。

長谷部さん>他よりも先にするという事は、パワーもそうですが不安に打ち勝つための自信と強い意志が必要になります。先を見通す目も必要ですし…。

要は他人の真似をしているだけではいつまでたっても二番煎じって事ですね。自分の頭で考えるって事が重要で、成功しても失敗してもその過程は必ず自分の糧になります。

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