●人のIT化
今日は確定申告に行ってきました。今年は税務署に直接持っていったのですが意外と空いてました。この時期だからかな?相談したい人は相談会場に行くと思うし…。
しかし税務署って市役所のように市町村ごとにあると助かりますよね。市役所併設とか。まぁ国税だから難しいと思うし、現政権が進めている地方自治が進んでいくと逆に色々な所でスリム化がはかられていくんでしょうね。
多分IT化はどんどん進んでいくと思うのですが、IT化も諸刃の剣ですしね…。色々な問題をクリアしないとうまく機能しないでしょう。ITというとなんかすごい事の様な気がして毛嫌いしている人も多いと思いますが、知らず知らずに触れているはずですよ。
でもITの本質を理解している人っていったいどれくらいいるでしょうか?
ITとはInformation Technologyの略ですが日本語にすると「情報技術」という意味です。要は、情報を利用したり、加工したり、収集したり、分析したり、提供したり、処理したり、共有したり、検索したりするような事は全てITなんです。元は情報なんですね。それをどう扱うかなんです。
ITは魔法じゃありません。IT化したからといって全て効率が良くなるかというとそうでもありません。逆に効率が悪くなる事もあるでしょう。又、扱いきれなければ意味はありません。使わなければ意味は無いんです。パソコンやインターネットは単なるツールですが、情報を扱うには最も適したツールです。でも使わなければ単なる箱です。
これはホームページも同じです。ホームページを作成すると言う事はITの一部です。でも作っただけでは意味はありません。それを有効利用できるかどうかが問題なんです。作っただけで良しとしている会社は、結局ITについていけてないんです。
ITでは使う人の質と言うか、意識レベルの改革の方が重要なんですね。逆に言えばツールはなくてもIT化は可能なんです。発想の転換だけ。IT化で何を導入するかとか何を利用するっていうのは重要じゃなくて、ITが何に役立つのか、どう利用すればいいのか、どう活用していくべきかを自分の頭で考え行動する事が大事なんです。
もうすでに情報社会になってきています。情報を制する人が成長を遂げられる時代です。情報というものは翻弄されてはいけません。情報は活用していくものです。そのためには情報を見抜く目と、利用するための判断力が必要です。本当のIT化とは自分自身の意識レベルの改革から始まるのです。
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