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2006年03月16日

●本音と建前

弊社もそうですが「お客様の成長がわが社の喜びです。」とうたっている会社って意外と多いです。でもこれは建前だけじゃありません。本当にそうなんです。お客様の成長は自社に都合がいいんです。

ぶっちゃけ、お客様の成長は自社の利益になるんです。

なんで???って思う方も居るかもしれません。でもそうなんです。特に地域密着でビジネスをしている場合は、これが顕著に現れます。


ひとつは安定顧客という考え方。お客様が成長すると言う事は、安定した自社の顧客になるという事です。これは未来永久続くリピーターを手に入れたも同じ。自社の商品やサービスがリピーター重視のものであるならばここは本当に大事です。もちろん商品やサービスの質を落とさず、お客様に見限られないようにしなければいけません。

地域活性という視点もあります。お客様が成長するという事は結局のところ地域も成長するという事になります。地域の成長は地域を活性化し仕事の需要を広げます。地域に密着してビジネスをしている場合は機会拡大となりえます。

信頼の伝達もあります。俗に言う紹介ですね。一人のお客様に気に入られるという事は、その背後にいる10人のお客様と取引できる機会を得たのと同じ事です。そして人というのは「信頼できる人からの情報を信頼します。」つまり話が早く進む可能性も高いです。

あと、はずしてはいけないのが「お客様の言葉」。本気で言われる「ありがとう」という言葉、心から感謝していると言う態度。これらは自社の活力になります。仕事していてもうれしいですし、又頑張ろうと言う気になります。お客様の元に伺うのも楽しみになり、従業員のモチベーションアップにもなります。

お客様の言葉ほど力を得る事ができるものはないですね。

クライアントは家族?」という記事でも書きましたが、お客様を家族同然とみなし成長を助けていく事って大事だと思います。最初は利益度外視で進めたとしても、将来的に自社に大きなメリットとなって返ってくる可能性が高いです。

返報性の法則でも言っていますが「まずは与えよ」…この精神が大切ですね。





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