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2006年04月10日

●感情を殺す

お客様と接していると、時には感情を殺す必要が出てくる場合もあります。でも、それは「感情を表に出さない」という意味ではなく、感情を押し殺して(意識下に追いやって)普段と同じように冷静に対応する、仕事をするのが大切という意味です。

感情的になってしまうと冷静に物事が判断できなくなり、ミスも起こりがちになります。普段なら気付くような事を見落としてしまったり、やるべき事を忘れてしまったりもします。

感情的になるのは決して悪い事ではありません。感情豊かな人間ほど人間味がありますからね。いかに感情をコントロールしてきちんと仕事をこなすか…ここが大切。求められるのは、感情に左右されず的確に仕事をこなす強靭な精神力です。


お客様ってちょっとした感情の流れを見逃しません。少しでも不快感を与えるとそれは後々大きな亀裂になる可能性があります。お客様に媚びろとは言っていませんよ。必要以上に不快感を与える必要は無いと言っているんです。

ちょっとした気遣いで関係が円満に進むのであれば、それに越した事はありません。一時の感情の波にまかせて感情を爆発させるなんてのは愚の骨頂です。お客様はあえてあなたを怒らせようとして、あなたの人間性を見ている場合もあります。無感情もいけませんが、必要以上に感情的になる必要はありません。

何か言われても「あーこの人はこういう考えをする人なんだー。」と思えば腹も立ちませんし、あまりに理不尽な事を言われても「こんな言い方しかできない人なんだ…かわいそうだなー。」くらいに思っておけば腹も立ちません。

怒るという感情はかなりのエネルギーを消費します。無駄なエネルギーは消費しないようにしたいものですね。





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コメント

こんばんは、桜井です。

桜の季節ですね。

春を象徴する花であり、出会って咲いて、散って別れが・・・それからは青葉が!

「えいやぁ」と意識が
高まります(∂○∂)/オー

感情をコントロールすることは
難しいですね、けど勉強になりました。
これも自分自身との戦いもあり、
自分にはある二人の人格があって、正しい自分だったらどうするのかということを
考えたりします。

尊敬する方がいたとして、
「あの人が見てたら」とか「あの人だったらこうするよな」なんて思うとき、
少しは自分の判断が鈍りにくくなります。

明日から雨ですね。
桜が散るのが寂しいです。

矛盾するようですが感情をぶつけた方がうまくいくお客様も中には居ます。その辺はお客様を見る目になってくるのですが、そういった「人を見る目」を磨くのも重要ですね。腹を割って話すのも大切、一歩引いて考えるのも大切、どちらも正しいです。

桜もとうとう散りますね。さくらいさんは花見行きました?

はじめまして。「三十にして立つ」という言葉に惹かれて拝見しました。マーケティング、コピーを大切にされているだけあって、御社のサイトはとても勉強になりました。次々と読みたくなる構成はとても魅力的に感じました。

私は今年40になるので、「四十にして惑わず」、のはずなのですが、まだまだ惑うばかりです。この4月からネット起業しましたが、勉強することが山のようです。またときどき拝見させていただいて、勉強させていただきます。御社の益々のご発展お祈りいたします。

けんさん、こんにちは。初めまして。

ネット起業おめでとうございます。ネット起業とは言え、何事も最終的には「人と人」なので、ネットで全て完結するわけではありません。いろいろな意味でね。ネットで全てを済まそうと思うと発展はありませんので、是非泥臭い部分も手を抜かず頑張って下さい。同じ起業家として応援します。

桜ちらっとだけ、岩倉まつりを
覗かせて頂きました☆

つい長々と見てしまいますね。
満開に咲く桜と一気に散ってしまう
ギャップに惹かれるのです。

他人に何かを感じさせる、
与えることも大事ですが、まずは・・・
受け止めてあげることでしょうか。

明日は暖かくなりますよ。

世の成功者は「まずは与えよ」と言いますが、それは自分自身に余裕が無いとできません。「まずは与えよ」が間違っているとは言いません。僕もそれを実践してきていますし…。

でも、まずはやはり「自分自身に自信が持てる」ようになり「自分自身を理解できる」ようになる事。これ簡単なようで深い意味があります。

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