「30にして立つ」

ブログって言うのは日記を書くツールに思われがちですが、使いようによっては自社サイトだって作れちゃうんです。カスタマイズできますから。最近増えてますよね？ビジネスブログってヤツが。

ブログと普通のホームページの違いはページの追加、管理のしやすさです。CMS（コンテンツマネジメントシステム）と呼ばれるものです。でもブログって結構導線が作りにくいんです。簡単な導線はいいんですけど全体的な導線が。ここを経由してからここへ行って欲しいってのがやりにくいんですね。

だから弊社の場合ブログは「又別の使い方」を指南しています。もちろんブログでホームページが作りたいって人にはそのように対応しています。その方にしっかりブログのメリット、デメリットを理解してもらった上で。

ブログもホームページも「待ち」の媒体である事には変わりはないので、その他に集客する方法が必要です。代表的なものがSEO（検索エンジン上位対策）ですね。ホームページを訪れるお客様の8〜9割は検索エンジン経由なのでこれだけでも結構有用です。

…でも、結局お客様主体なんですよね。どうしても。お客様は他の競合サイトを選ぶかもしれないですし、あなたが新商品をリリースしたとしても、その時お客様がネットを見てなければ意味が無いわけです。

そこで有効なのがメルマガ。メルマガと言わずメールDM全般が有効なんですが、新規顧客獲得までを視野に入れるならメルマガです。（メールDMは基本的にメールアドレスがわかっていないと出せないので…。）メルマガは「攻め」の媒体。こちらから見て欲しい情報を「タイミングよく」「ダイレクトに」訴えかけるツールです。

元々メルマガには質の高い見込み客が集まります。そりゃそうですよね。自分が読みたいので登録しているお客様ばかりですから。そしてリピーターも養成しやすいんです。ここでいうリピーターとは商品のリピーターじゃありません。サイトのリピーター、つまりリピートアクセスです。

自分が興味あるサイトを見つけても、そのアドレスを覚えている人はまずいません。例えお気に入りに追加したとしてもそのサイトを再度見る人が何人居るでしょうか？（あなたのお気に入りには1回しか見た事の無いサイトが登録されていませんか？）

メルマガの場合サイトへの誘導が簡単なんです。URLをクリックすればワンクリックで飛んできますし。だからブログもメルマガもどちらも大切。どちらかというとメルマガ…というかメールマーケティングの方が大事です。

「ネットへの誘導」という記事でも書きましたが、中小企業の企業戦略はホームページを軸に構成する事が大切です。ホームページは「待ち」の媒体。そしてクロージングの媒体です。

例えば、名刺→ホームページ←チラシ こういう誘導も出来ます。ブログ→ホームページ←メルマガ こういう誘導も出来ます。合わせ技も出来るでしょう。基本はホームページに誘導する事、そしてそのためには誘導ツールでは全てを語らない事が必要です。