●URL正規化
ホームページのアドレス(URL)には、実はいくつかの種類があります。
例えば、
http://www.folksworks.com
http://www.folksworks.com/
http://folksworks.com
http://folksworks.com/
この他にもindexファイル付きのアドレスも存在しますが、これらは全て同じホームページを表示します。サーバやブラウザがURLを正規化し、どれも同じホームページと認識されるように制御されているんですね。
これらは全て誤りでなく、全てがアクセスされる可能性のあるURLです。そして、どこにアクセスしても同一のページを示すように、これらのアドレスには対策を施しておかなくてはいけません。どれかひとつでも違うものが表示されたり、表示されないというのは問題外です。
/の有無やindexファイルの有無はブラウザが正規化する事が多く、特に意識しなくても大丈夫でしょう。一番大きな問題はwww有りとwww無しですね。ここが正規化されていないと機会損失にも繋がります。これには色々な対処方法がありますがサーバーサイドで対応しておくのが間違いの無い方法です。以前は301ダイレクトや302ダイレクトなどの方法も使えましたが、ここにきて少し状況が変わってきました。
それは検索エンジン側の問題。以前はwww有りのサイトとwww無しのサイトは別サイトとして扱われる事が多かったのですが、Googleが少しアルゴリズムを変化させてきた模様。詳細はまだはっきりしていませんが、www有りのサイトとwww無しのサイトを同一サイトとしてみなす用になるっぽいんですね。
つまりGoogleではURLの正規化が行われる方向に進むんだと思います。これはバックリンクの関係からSEO的にも重要な事態です。Yahooは未だに別サイトで認識しているようですが、これもどのような方向に進むかわかりません。
いずれにしても考えられるべき事例を想定し早めに対処しておく事が大切です。
PS.豆知識ですが、/有りと無しでは/有りの方が若干表示が速いです。若干ですけどね…。
<< 前の記事(Windows Vista) | 次の記事(モレラ岐阜)>> |
コメント
wwwなしでもサイトがでるんですね。知りませんでした。
アナログ小僧より
Posted by: はせべ | 2006年05月29日 11:36
wwwの部分を色々変えてサブドメインとして使う事もできますよ。本ブログのように。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年05月29日 21:38