●独りよがりにならない
ホームページを作成していく上では温度差を埋める事が大切です。何の温度差かって?サイト作成者(運営者側)とお客様側の温度差です。
ホームページを作成していく上で大切なのは「客観性」です。ホームページというものは、熱心に作りこんで思い入れが深くなっていけばいくほど、エゴの塊になりがちです。でも、あなたにとって最高のホームページでも、お客様にとってはそれほどでもないのです。
ホームページと言うものはあなたが気に入っているから、見た人も気に入ってくれるとは限りません。お客様からしてみれば「たくさんあるホームページの中のひとつ」にしか過ぎないのです。そして気に入らなければすぐに次のホームページへ移動してしまいます。
独りよがりにならない事が大切です。ホームページを訪れる人は最初の第一印象で「好き」か「嫌い」かを判断します。そして「嫌い」と判断されれば、そこにいかに良い情報が書かれていても見てくれません。客観的に好印象を与えなくてはいけないのです。
ホームページを訪れる人は基本的に面倒くさがりと考えなくてはいけません。そして最初から猜疑心を持って入ってきます。少しでも手間がかかったり何かが気に入らなければ、即「嫌い」に結びつきます。なるべく訪問者にストレスが溜まらないような作りにしておく必要があります。
そしてターゲットの選定も大切…ターゲットに合わせて構成やデザインを決めていく必要があります。もちろん会社のイメージカラーをワンポイントで使っていったりはしますが、決してあなたの好みだけで決めてはいけません。
又、ユーザビリティ(使い勝手)だけでなくアクセシビリティ(身体的弱者への配慮)も大切です。疲れ目の状態で色々なホームページを閲覧してみて下さい。きっと今まで気付かなかった事に気付くと思います。
まずはお客様に嫌わない事。そのためには独りよがりのホームページになっていない事。そしてあらゆる人たちに優しいホームページである事…あなたのホームページは大丈夫ですか?
<< 前の記事(軸をぶれさせない) | 次の記事(インプット→アウトプット)>> |