●なおざりになるな!
先日、新聞記事を読んでいたらある大学教授がWEB2.0についての記事を書いていました。興味深く読んでいると、その中に「なおざりにされてきた…」という表現がありました。なおざり?おざなりの間違いじゃないの?って、調べてみたら「なおざり」って言葉があるんですね。
「なおざり」とは等閑と書き、いいかげんにしておく様子や本気でない様子を表すようです。「おざなり」とは御座なりと書き、いいかげんに物事をすませる事やその場だけの間に合わせを表すようです。
要はどちらもいいかげんに対処すると言う事を表すようですが、使い方が少し違うようです。
「おざなりな対応」とは適当でいいかげんな対応です。でも「なおざり」はもっとひどい。「なおざりな対応」とは成り行き任せな対応なんです。
「おざなり」に生きるのもひとつの人生。でも「なおざり」に生きるのはやめて下さい。「おざなり」には、自分でその道を選んだと言う意思があります。でも「なおざり」には自分の意思がありません。ただ生かされているだけです。
「おざなり」も「なおざり」も意識レベルが低い事には変わりありません。でも、できれば「なおざり」よりも「おざなり」を選んで下さい。自分の意思を持たなくては人はダメになります。生かされるのではなく、生きていくようにしましょう。
…できれば「おざなり」もやめて欲しいんですけどね…。
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コメント
高橋さん、こんにちは。
昨日、私も「占い」を「うならい」と、おざなりな発言をしてしまいました(笑)。
でも、なおざりって言葉は初めて聞きました。
受け売りして、今度、みんなに自慢させて頂きます。
Posted by: 無限不動山 起業の仕事術 | 2006年07月30日 18:41
それは「スプーナリズム」かもしれませんね。^_^;
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年07月30日 19:50