●無駄は捨てる
だいぶ無駄なデータが溜まってきたのでHDD内を整理しました。物でも書類でも何でもそうですが、整理する時のポイントは「思い切って捨てる」事です。
無駄な物を捨てると、驚くほど能率が上がります。生活の上でも、ビジネスの上でも無駄なものって意外と多いです。一生使わないものを後生大事に取ってあったりします。物を大事にする事が悪い事だとは言いませんが、無駄は極力省くべきです。
思考そうですね。無駄なものは省いてシンプルに考えた方がうまく行きます。
「決断」という記事で少し触れていますが、経営者には決断能力が不可欠です。決断とは決めて断つ事。つまり断つ(捨てる)事も必要なのです。
少し論点がずれますが、何かを得るためには何かを捨てる事が必要になります。対価が必要と言う事ですね。つまり、捨てるものを選択する能力というものも重要なんです。
捨てるのには勇気がいります。でも、思い切って捨てる事により得るものもあります。例えば仕事で必要な知的財産(ノウハウ)なんかもそうですね。基本的には実践的経験(ドゥハウ)が一番大切なのですが、基礎知識としてノウハウが必要になる時があります。
でもそういった情報って、本なりデジタルデータなりで得た瞬間に安心してしまうんですよね。ここを見れば書いてあるから覚える必要が無いって脳が思っちゃうんです。そして本箱の肥やし、HDDの肥やしになっていく…。安心してしまって覚えようとしないから身に付かないんですね。当然実践も出来ない…。
それならば、いっその事もう二度と見る事を破棄し、完全に頭の中に覚えてしまう、もしくはすぐに実践で使ってみた方が身に付きます。つまり捨てる事によって自分を追い込むわけですね。もう二度と見る事が出来ないとなれば必死で覚えますよ。そして、記憶するための最適な方法は実践しか無いと言う事に気付くと思いますし、実践する事によってノウハウだけではダメなことに気付くでしょう。
基本的に人生に無駄はありません。でも、絶対に必要で無いものはたくさんあります。そういった無駄を省く事によって、時間を短縮する事も出来ます。あなたの「無駄」を見つめなおしてみませんか?
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