●刃を研ぐ
最近特に感じているのは「休む事」の大切さです。実は休んだ方が効率が良かったり、目標に早く到達できたりもします。遠回りなようで近道だったりもするわけです。急がば回れですね。
起業してから2年間は休む事が大切と分かっていてもなかなか休めませんでした。今年の目標はONとOFFの使い分けですが、未だに上手に使い分けできているか不安です…。
休む事の大切さについては童話で分かりやすく説明された話があります。
昔々、森のきこりが木を切っていました。そのきこりのノコギリの刃はボロボロでした。でも、一所懸命そのきこりは木を切り続けています。
村人が話しかけます。「刃を研いだ方がいいのでは?」
きこりは答えます。「いやいや、木を切るのに忙しくてそれどころではないんです。」
…これは笑い話なんですが、我々の周りでも形を変え実際に起こっている出来事です。
一所懸命働き続け、仕事に追われていませんか?実は休んだ方が近道な場合も多いです。そして遊びの部分で気付く事もたくさんあります。気持ちにゆとりが無いと、何をやってもうまくいかないのです。
立ち止まる事の大切さ、深呼吸する事の大切さ、自分自身を見つめ直す事の大切さ…認識して下さい。これに気付かないと精神、もしくは肉体が悲鳴をあげ始めます。
立ち止まっても、その間に一気にジャンプする力を蓄えればいいんです。思いもかけない方向から攻め入る力を得ればいいんです。止まる事はマイナスではありません。それどころか、ひとつ上のステージに上がるためには必要な事です。
ボロボロの刃で木を切り続けていませんか?刃を研ぐ事を忘れていませんか?少し深呼吸してみませんか?
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